トルコ国防省は10月1日、同日のアンカラでのテロ攻撃への報復としてイラク北部で一連の空爆を実施し、クルド人基地20カ所を破壊したと発表した。
トルコ警察は、10月1日に首都アンカラで発生したテロ攻撃を受けて、警備を強化した。(出典:アルジャジーラ) |
トルコ国防省は10月1日、同日のアンカラでのテロ攻撃への報復としてイラク北部で一連の空爆を実施し、クルド人基地20カ所を破壊したと発表した。
声明によると、トルコ軍はガラ、ハクルク、メティナ、カンディルにあるクルド労働者党(PKK)の基地への空爆を強化した。
同日、PKKはトルコの首都アンカラの政府庁舎で起きた自爆テロで警察官2人が負傷した事件の犯行声明を出した。
この自爆攻撃は、トルコ議会が3ヶ月の夏季休暇を経て再開される数時間前に発生した。レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、これはトルコ人を標的としたテロリストによる「最新の試み」だと述べた。
トルコ内務省によると、襲撃犯の1人はPKKのメンバーと特定されており、もう1人の身元確認のため捜査が行われている。1人は自爆テロで死亡し、もう1人は現場での銃撃戦で警察に射殺された。
トルコ軍は、イラク北部、特にPKKの主要拠点であるカンディル山脈において、定期的に地上作戦、空爆、砲撃を行っている。トルコ、米国、欧州連合によってテロ組織に指定されているPKKは、30年以上にわたりトルコ政府に対する反乱活動を行っている。
2015年と2016年に起きた一連の流血事件では、クルド人、ISIL、その他のグループがトルコの主要都市での複数の攻撃の犯行声明を出したり、非難されたりした。
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