ハンエン滝はK50滝とも呼ばれています。ここに着くまでの道のりは、多くの困難と危険を乗り越えなければなりませんが、水と岩と木々が織りなす調和は、天地の恵みと言えます。
わずか500mほど離れたところで、岩を伝い流れ落ちる水音、そして割れ目を伝って染み込む水が聞こえてきます。
ハンエン滝は、まるで空を横切る絹の帯のように、柔らかく、雄大で、荒々しく、そして神秘に満ちています。 滝の前には、キングコングのように巨大な岩がそびえ立ち、ツバメを守る不動の守り手となっています。
ハンエン滝は、 ザライ省からビン省へ流れるコン川の上の流れにあります。川の奥には多くのツバメが登る洞窟があります。K50という名前は、滝の高さが50に隠れているからこそ、この滝は今も尚、荒々しく雄大な美しさを保っているのかもしれません。 滝巡りに最適な時期は、毎年3月から6月の乾季です。この時期は晴天に恵まれ、雨も降らず、滝の流れも穏やかです。
遠くから見ると、山から渓流へと白い流れが落ちる滝は、まるで巨大な泡の絹の帯のように描きながら、森を横切っています。 滝の麓では、長年の浸食によって形を変えた濃い色の岩が、様々な形状を楽しんでいます。
コンランチュ自然保護区は約15,900ヘクタールの特別利用林を有、チュオンソン山脈の東西地域を繋ぐ生態系を形成しているため、動植物は豊富で種類が豊富です。10以上の滝がありますが、最も美しい雄大なのハンエン滝です。
バックパッカーの経験によると、K50滝に一気に着くには、森の中を2昼夜近くにかけて、とても厳しく、多くの困難と危険を伴う道のりを歩かなければなりません。こからアンラオ郡アントアン集落へ続く道に入り約5km、マイルストーン10で休憩します。 そこから森の中へ入り、曲がりくねった小道や急な坂を乗り越えながら、約3時間以上歩き、この雄大名の滝を自分の目で見ることになります。
ヘリテージマガジン
コメント (0)