最近の電話会談において、ベトナムと英国の両外相は、ベトナムと英国の戦略的パートナーシップが近年ますます効果的かつ広範囲に発展していることに満足の意を表した。
ブイ・タン・ソン外務大臣と英国のデービッド・キャメロン外務開発大臣は、双方が代表団の交流、特にハイレベルの代表団の交流を継続的に増やし、戦略対話、防衛政策対話、貿易協力合同委員会(JETCO)などの既存の協力メカニズムを効果的に活用し、2024~2026年を対象とするベトナム・英国行動計画を策定し、効果的に実施し、地域および多国間組織やフォーラムにおける連携と相互支援を強化することで合意した。

ブイ・タン・ソン外務大臣。
経済協力について、ブイ・タイン・ソン大臣は、ベトナムは英国の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への参加プロセスを支持し、これが両国が貿易と投資の協力を促進し、地域レベルでの経済連携を推進するための新たな原動力となると確信していると述べた。
両大臣は、両国の経済発展目標に貢献するため、引き続きベトナム・英国自由貿易協定(UKVFTA)を全面的かつ効果的に実施していくことで合意した。
キャメロン大臣は、近年の協力の成果を評価し、英国はベトナムとの戦略的パートナーシップの強化を重視していることを確認し、英国はベトナムの持続可能な経済発展に引き続き同行し支援していくことを強調し、両国が引き続き移住、移民管理、不法移民の防止と撲滅に関する協力を推進していくことを提案した。
ブイ・タイン・ソン大臣は、ベトナムは2024年から2027年にかけてASEANと英国との関係調整国としての役割において、ASEANと英国間の実質的な協力プログラムを積極的に推進していくと明言した。
東海問題に関して、双方は、国際法と国連海洋法条約(1982年UNCLOS)に基づき、 平和、安定、航行の自由及び航空の安全を維持し、東海における紛争を平和的手段で解決することを支持することを確認した。
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