ロシア中央選挙管理委員会(CEC)は1月29日、現職のウラジーミル・プーチン大統領を自称大統領候補として正式に登録したと発表した。TASS通信が報じた。ロシア大統領選挙は3月15日から17日にかけて行われる。「この決定は全会一致で採択されました」とCECのエラ・パムフィロワ委員長は述べた。
ウラジーミル・プーチン大統領は来年3月の大統領選挙の候補者として正式に選出された。
立候補するには、各人が少なくとも30万人の署名を集める必要がある。中央選挙委員会のナタリア・ブダリナ書記長によると、中央選挙委員会は31万5000人のプーチン支持者から無作為に6万人の署名を選出し、検証を行った。
その結果、署名のうち91件は有権者情報の誤りにより無効となったとブダリナ氏は述べた。
プーチン氏は、ロシア自由民主党のレオニード・スルツキー氏、新人民党のウラジスラフ・ダヴァンコフ氏、ロシア連邦共産党のニコライ・ハリトーノフ氏とともに、中央選挙委員会に登録された4人目の大統領候補である。
プーチン氏(72歳)にとって、今回の選挙は5回目の出馬となる。2000年に初当選し、2004年、2012年、2018年に再選されている。直近の選挙では、76.69%の得票率で最高得票率を記録した。プーチン氏は2008年から2012年までロシアの首相を務めていた。
AFP通信によると、2020年の憲法改正で任期が変更され、プーチン氏は今回の選挙に勝利し、6年後に再選されれば2036年まで大統領の座にとどまる可能性がある。
中央選挙委員会は、ロシアが昨年ウクライナから併合した4つの地域と、2014年に併合したクリミア半島で投票を実施すると発表した。ウクライナは併合を全面的に認めていない。
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