これに先立ち、中央アフリカ諸国経済共同体(ECCAS)は先週のクーデターを受けてガボンの加盟資格を停止していた。
ガボンのクーデター指導者、ブリス・オリギ・ンゲマ将軍(右)は、9月4日に「暫定大統領」として宣誓した。(出典:ANP) |
ガボン国営テレビは9月5日、同国の新軍事政権のブリス・オリギ・ンゲマ将軍が中央アフリカ共和国のフォスタン・アルシャンジュ・トゥアデラ大統領と会談したと報じた。この会談は、8月30日にガボンで発生したクーデター(ボンゴ家による55年間の統治を覆すもの)後に行われた。
これに先立ち、中央アフリカ諸国経済共同体(ECCAS)はトゥアデラ氏をガボンにおける「 政治プロセスの促進者」に任命した。トゥアデラ氏は、ガボンを可能な限り早期に憲法秩序に戻すことを目指し、ガボンのすべての関係者およびパートナーと会談する任務を負っている。ガボンのテレビ局は交渉の詳細を報じなかった。
この動きは、ECCAS加盟国である赤道ギニアが9月4日にガボンを11カ国からなる同機構から除名したと発表した直後に起こった。
赤道ギニアの副大統領テオドロ・ンゲマ・オビアン・マンゲ氏はソーシャルネットワークXでの声明で、ECCASが同連合本部をガボンのリーブルビルから同国の首都マラボに移転するよう命じたと述べた。
これに先立ち、9月4日の「暫定大統領」就任演説で、移行・制度回復委員会(CTRI)委員長のブリス・オリギ・ンゲマ将軍は、クーデターは「無血」で行われ、死傷者の報告はないと述べた。
軍事クーデターは、国家機関を解散させ、選挙結果を無効にしたと発表した。オリギ・ンゲマ将軍は、ガボンにおいて人権を尊重するより民主的な制度を構築すると誓ったが、「性急に」進めるつもりはないと述べた。
共和国防衛隊の司令官、ブリス・オリギ・ンゲマ将軍は8月30日、軍事クーデターを主導し、アリ・ボンゴ・オンディンバ大統領を追放した。このクーデターは、8月26日の大統領選挙で64歳のボンゴ氏が当選したと発表されてからわずか数分後に発生した。
ガボンは、マリ、ギニア、スーダン、ブルキナファソ、ニジェールに続き、過去3年間にクーデターを経験したアフリカ諸国の仲間入りを果たし、この傾向はアフリカ大陸全体に警鐘を鳴らしている。
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