バフムートにおけるVSUの進展、キエフのスパイネットワークについて報じている米国新聞は、ウクライナ情勢における新たな展開の一部である。
ドイツ国防相は、ウクライナにタウルス巡航ミサイルを配備するという報道を否定した。(出典:サーブ) |
6月5日、キエフがドネツク東部の前線沿いの5地点で総反撃を開始したというモスクワの情報に関する報道陣の質問に答えて、ウクライナ軍参謀本部(VSU)の報道官は、「そのような情報は持っておらず、いかなる虚偽の情報についてもコメントしない」と述べた。
一方、ウクライナのガンナ・マリャル国防副大臣は、ウクライナ軍が「前線でいくつかの攻撃行動」を実施したと述べたものの、攻撃の規模については軽視した。「バフムート地域は依然として戦闘の中心地です。我々はかなり広い前線で前進しており、一定の成果を上げています」と同副大臣は述べた。
同日早く、ロシア国防省は、ソ連軍がドネツクで大規模攻勢を開始したと発表した。「6月4日朝、敵は、ソ連軍戦略予備軍の第23機械化旅団と第31機械化旅団を率いて、他の軍部隊や集団の支援を受け、ドネツク南部の戦線5セクターで大規模攻勢を開始した。」
* 6月5日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はキエフで英国のジェームズ・クレバリー外相と会談し、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の準備と、ロシアの攻勢に対するウクライナの対応について協議した。会談の様子を収めたテレグラムチャンネルの動画で、ゼレンスキー外相は「英国がこれまでウクライナに提供してきた、そして今後も提供し続ける支援に深く感謝している」と述べた。
これに先立ち、6月1日、モルドバで開催された欧州 政治共同体(EPC)首脳会議の傍ら、ゼレンスキー大統領は英国のリシ・スナック首相と会談した。首相は、現在の紛争における英国のキエフへの積極的な支援に感謝の意を表した。
* CNN (米国)は、ウクライナがロシア国内にスパイと支援者のネットワークを構築し、無人航空機(UAV)を受け取り、破壊工作を行っていると、同国の情報筋の話として報じた。
具体的には、キエフはこれらの人物にウクライナ製の無人機を提供しましたが、米国から譲渡された無人機を用いて攻撃が行われたという証拠はありません。さらに、情報筋によると、ウクライナは無人機の部品をロシア領内に輸送し、組み立てて使用した可能性があるとのことです。
ワシントンは、5月のクレムリン攻撃など、これらの勢力の指揮にはキエフの治安・諜報機関が大きな役割を果たしたと考えている。
* ピストリウス氏は、インドネシア訪問中の6月5日、ドイツメディアグループDWのインタビューで、ウクライナへの戦闘機供与の可能性について、「現在、我々は何が可能か、何を望み、何ができるかを再考し、検討している段階だ。今後2週間以内に決定するだろう」と述べた。
しかし、キエフがベルリンに公式に申し出を行った後、近い将来にタウルス巡航ミサイルをウクライナに移譲する可能性はないと否定した。
ウクライナがロシア領内でドイツ製兵器を使用する可能性について、ピストリウス氏は、国際法上、ウクライナは自衛のためにそうすることが認められていると指摘した。しかし、国防当局者は、ドイツと米国は常に、自国の兵器がロシア国境を越えることを望んでいないと強調してきたと述べた。ピストリウス氏は、ウクライナのパートナーに全面的な信頼を表明した。
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