トルコのエルドアン大統領は、隣国シリアとの二国間関係を修復するためにシリアのアサド大統領と会談する可能性を排除しないと述べた。
トルコは、2011年にシリア紛争が勃発した後、ダマスカス政府との関係を断絶した。トルコは、自国の安全保障を脅かすとされる過激派に対し、国境を越えた軍事作戦を複数回実施し、シリア北部にトルコ軍が駐留する「安全地帯」を設置した。しかしトルコは、テロとの闘いと、トルコ国内に滞在する数百万人のシリア難民の自発的かつ安全な帰還が進展すれば、シリアとの関係を回復する可能性があると述べている。
シリア国営メディアは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のシリア特使アレクサンダー・ラヴレンチェフ氏との会談において、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領が「シリア国家の領土に対する 主権に基づき、シリアとトルコの関係に関するあらゆる取り組みに対し、シリアはオープンである」と明言したと報じた。ラヴレンチェフ特使は、「現在の状況は、和解の成功にとってこれまで以上に好都合であるように思われ、ロシアはシリアとトルコの関係修復に向けた交渉を促進するために努力する用意がある」と述べた。
バッシャール・アル=アサド大統領がトルコとの関係正常化に向けた取り組みに前向きだと発言したことについて記者団に問われたエルドアン大統領は、トルコとシリアは関係修復に向けて努力できると述べた。また、トルコはシリアの内政に干渉する意図はないと強調した。ロイター通信は、深刻な経済不況と反難民感情の高まりを受け、数百万人に上るシリア難民の帰還を求める国内からの圧力が高まっていることから、トルコはシリアとの関係修復に取り組んでいると報じた。
ベトナム・レ
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出典: https://www.sggp.org.vn/khoi-phuc-quan-he-lang-gieng-post747007.html
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