パリで開催された2025年バドミントン世界選手権の女子シングルス2回戦で、ベトナムのナンバーワンバドミントン選手、グエン・トゥイ・リン選手がスコットランドのカースティ・ギルモア選手を21-17、23-21で破り、印象的なパフォーマンスを見せた。

これはトゥイ・リンにとって、リベンジを果たすための嬉しい勝利となった。というのも、つい最近、彼女は2024年インドネシアオープンのベスト16でギルモアに敗れたからだ。

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トゥイ・リンは2025年世界バドミントン選手権で好調を維持している

第1セットでは、12-13で負けているときに、トゥイ・リン選手が5連続ポイントを爆発させて17-13まで追い上げ、最終的に21-17でセットを終えた。

第2セット、リン選手は20-19で試合を終わらせるチャンスを迎えたものの、それを逃し、相手に21-20と逆転され、試合はより緊迫したものとなった。しかし、28歳のリン選手は勇気あるプレーで3連続で決定的なポイントを決め、23-21で勝利し、わずか2セットで試合を締めくくった。彼女は合計82ポイント中44ポイントを獲得し、54%の効率を達成した。

リン選手がバドミントン世界選手権で3回戦に進出するのは、2018年に中国・南京で開催された大会以来、2度目となる。

16強では、トゥイ・リンは第4シードの元世界ランキング1位で2020年東京オリンピックの金メダル獲得者である陳雨菲という大きなライバルに直面することになる。

今年の世界バドミントン選手権にはベトナム人選手が6人参加しているが、ヴー・ティ・トラン、レ・ドゥック・ファット、グエン・ハイ・ダン、そしてディン・ホアン/ディン・マン組が早々に棄権したため、現時点で残っているのはトゥイ・リンのみとなっている。

トゥイ・リン選手は、その素晴らしい成績と決意により、今年、世界の舞台でベトナムのバドミントン界の最大の希望であり、最後の代表選手になりつつある。

出典: https://vietnamnet.vn/thuy-linh-gianh-ve-vao-vong-1-8-giai-cau-long-vo-dich-the-gioi-2025-2436935.html