8月18日、2022-2023年度の技術人材育成プログラム「サムスン・イノベーション・キャンパス」の閉会式がハノイで行われました。このプログラムは2019年に開始され、ベトナム全土の生徒と教師にハイテク知識の育成と向上を目的としています。今年は12省市の33校から3,200人の生徒と教師が参加しました。
このプロジェクトは、全国で3,200人以上の学生と教師にハイテク研修と開発の機会を提供しました。(出典:サムスン・イノベーション・キャンパス) |
将来の第4次産業革命の成功をリードするベトナムの若い世代のハイテク能力を開発するために、テクノロジー人材育成プロジェクト - サムスンイノベーションキャンパス2022-2023が2022年9月21日に正式に開始されました。
このプログラムは、14歳から24歳までの若者を対象に、IoT(モノのインターネット)、人工知能(AI)、ビッグデータ、そしてコーディングとプログラミングのコースを含む3つのテクノロジー能力開発コースを提供しています。専門知識に加え、プログラムを通して学習者の能力を補完し、向上させるためのキャリアスキルコンテンツも提供しています。
現在までに、約1年間の実施を経て、このプロジェクトは中等学校、高等学校、短期大学、大学を含む全国12省市の33校に導入され、全国で3,200人以上の学生と教師にハイテクの研修と開発の機会を提供してきました。
具体的には、基礎プログラミングスキルコースには2,400人以上の学生が参加し、モノのインターネットコースには200人以上の学生が参加し、人工知能コースには300人以上の学生が参加し、ビッグデータのトレーニングを50人の学生が受けました。
さらに、実施の持続可能性を高めることを目指し、サムスン・イノベーション・キャンパス2022-2023プロジェクトでは、200名以上の教員を対象とした研修コースも実施しました。教員の専門能力と教育能力の向上を支援し、実践的な指導力を補完します。これらの教員研修コースは、サムスングループ、主要研究機関、全国の主要な大学などから一流の専門家が設計しています。
また、本プロジェクトの枠組みにおいて、学生がプログラムで習得した知識とスキルを存分に発揮し、全国の同じ情熱を持つ仲間と交流できる健全な遊び場を構築したいという願いから、プロジェクト運営委員会は、SICプログラムに参加した学生を対象に、ロボコン形式の科学技術イノベーションコンテスト「イノベーション・テック・チャレンジ 2023」を開催しました。この新しい競技形式を採用したコンテストは、今回が初めてとなります。
本大会には、7つの省市から6つの大学チームと8つの高校チームが参加します。各チームは独自のロボットモデルを作成し、それを用いて共通のフィールドで競い合い、課題や障害を克服してポイントを獲得します。
最終的には、ドラマチックな競技の末、熟練した技術と正確な成果により、ハイフォンのアン・ドゥオン高校の AD2 WIN チームとダナンのドゥイ・タン大学の WARRIOTS の 2 つのチームがこの競技の優勝チームとなりました。
ハイフォンのアンドゥオン中学校のチームAD2 WINとダナンのドゥイタン大学のチームWARRIOTSが、このコンテストで優勝しました。(出典:サムスン・イノベーション・キャンパス) |
イベントでは、教育訓練省政治教育・学生局のトラン・ヴァン・ダット局長代理が次のように述べました。「サムスン・イノベーション・キャンパス・プログラムは、最も効果的で実践的なプログラムの一つです。教育訓練省からの支援要請を受け、様々なプログラムを実施してきましたが、このプログラムは最も実践的で効果的だと考えられています。近い将来、教育分野がサムスンとJAベトナムの支援を受け、このプログラムを毎年実施し続けることを願っています。」
サムスンイノベーションキャンパスプログラムは、2019年に正式に世界的に開始されました。これはサムスンの代表的な社会的責任プログラムの1つであり、米国、ドイツ、スペイン、シンガポール、マレーシア、タイなど世界33か国に拡大しています。
ベトナムでも2019年からこのプログラムが実施されています。5年間で、約6,021人のベトナムの若者と約389人の教師に、C&P、AI、ビッグデータ、IoTなどのコースを提供しました。現在までに、このプロジェクトは全国20省市の約40校に拡大しています。
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