日本代表の森保一監督は、2023年アジアカップの初戦の対戦相手であり、元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が率いるベトナムを警戒している。
森保一監督は、1月1日午後、国立競技場で行われた親善試合で、日本代表をタイ代表に5-0の勝利に導いた。試合後の記者会見で森保監督は、大勝したにもかかわらず、石井正忠監督が日本代表を知り尽くしていたため、タイ代表に多くの困難を強いられたと述べ、1月14日のベトナム戦でも同じ状況が繰り返される可能性があると警告した。
「フィリップ・トルシエ監督は日本サッカーについて非常に詳しい」と森保監督は語り、トルシエ監督のやり方を見ると、経験豊富な主力選手と若い選手がうまく融合し、ベトナムを強いチームにしていると思うと付け加えた。
日本のヘッドコーチは、「ベトナムはトルシエ氏が日本を率いていた頃とは違った戦術を試みています。ですから、ベトナムは非常に手強い相手であり、これからの対戦は難しい戦いになると思います」とコメントした。
日本はベトナムに対して4勝1分けと無敗だ。直近の試合は2022年ワールドカップ予選の最終ラウンドで1-1の引き分けに終わったが、日本はすでに決勝トーナメント進出を決めていた。アジアカップでは、2007年のグループリーグでベトナムに4-1、2019年の準々決勝で1-0で勝利している。
フィリップ・トルシエ監督は、日本が2000年のアジアカップで優勝するのを助けた。写真:AFC
森保監督は、トルシエ監督を代表の先輩として尊敬していると明言しつつも、カタールでの戦いに強い意欲を見せた。日本はベトナムのあらゆる対抗手段を克服し、2023年アジアカップでの優勝、ひいては優勝を目指す覚悟だ。
「2019年のアジアカップで優勝できなかったことは今でも悔やまれます」と森保監督は語った。「ワールドカップで優勝するためには、絶対にアジア選手権で優勝しなければなりませんでした。」
日本が最後にアジアカップで優勝したのは2011年だ。それ以前には1992年、2000年、2004年の3回優勝しており、2000年はフィリップ・トルシエ監督が率いた年だった。
タイ戦での勝利後、日本は2023年アジアカップの26名のメンバーも確定した。その中には、冨安健洋、久保建英、三笘薫といったスター選手が多数含まれている。チームは1月4日夜にカタールへ移動し、トレーニングを行う予定だが、FIFAの公式戦がまだ始まっていないため、ヨーロッパでの試合に出場する選手は多くが欠場することになる。1月9日に行われるヨルダンとの非公開戦は、日本にとって本大会出場前の最後のリハーサルとなる。
ヒュー・ルオン
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