欧州委員会(EC)は2月14日、米国の相互関税が増税につながる場合には「断固として直ちに対応する」と発表した。
ドナルド・トランプ米大統領が2月13日、ワシントンD.C.(米国)のホワイトハウスの大統領執務室に登場 - 写真:ロイター
EUはトランプ大統領の相互関税に断固反対
ロイター通信によると、欧州委員会(EC)は米国の相互課税政策は間違った動きだと考えている。
ECの声明は「欧州連合(EU)は世界で最も低い関税率を維持しており、米国がEU輸出品への関税を引き上げる理由はないと考えている」と述べた。
ECによれば、EUへの輸入品の70%以上は免税となっている。
声明では「EUは、正当かつ差別のない政策に異議を唱えるために関税を利用することを含め、自由で公正な貿易に対する不当な障壁に断固として直ちに対応する」としている。
ホワイトハウスが2月13日に発表した文書は、EUが輸入車に10%の関税を課しているのに対し、米国は輸入車に2.5%しか課していないという差異を指摘した。米国はまた、EUによる米国産貝類の輸入制限についても指摘した。
まだ交渉の余地がある。
ECの声明は、2月11日の欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長の声明を反映したものである。フォンデアライエン委員長は、ドナルド・トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入全体に関税を課す決定を下したことに対し、EUは「断固として相応の対抗措置」を講じると強調した。
2月12日、EUの貿易大臣らは、米国の鉄鋼・アルミニウム輸入関税が3月12日まで発効しないことから、報復措置を取る前に交渉を優先するというより軟化した姿勢をとった。
同様に、トランプ大統領の2月13日の指示は、直ちに追加関税を課すことはなかった。正式な回答を出す前に、貿易相手国が米国製品に課している関税について、数週間から数ヶ月に及ぶ可能性のある調査を開始した。
EUの外交官3人は、この時間を交渉に使うのは合理的だが、米国が関税を課した場合には強硬な対応を準備しておくことも必要だと述べた。
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出典: https://tuoitre.vn/eu-thue-doi-ung-cua-my-la-khong-chinh-dang-se-dap-tra-cung-ran-20250214202920212.htm
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