土曜日の現地時間午後1時51分、中国の首都の南郊にある北京標準気象観測所で測定された気温は、一時摂氏40度を超えた。
北京では3日連続で気温が40度を超えた。写真:GI
人口約2,200万人の北京では、1951年に南天観測所が開設されて以来、土曜日まで気温が3日連続で40度を超えたことはなかった。
北京に加え、河北省、 河南省、山東省、内モンゴル自治区、天津など近隣のいくつかの地域も、中国の4段階警報システムの最高レベルである「赤」の熱波警報を引き上げたか維持した。
赤色警報は、24時間以内に気温が40度を超える可能性があることを示しています。一方、土曜日の現地時間午後1時13分時点で、45万平方キロメートルの地域で気温が37度を超えています。
「昨年の熱波は、中国の食料供給に対するリスクと価格への潜在的な影響を浮き彫りにした」とキャピタル・エコノミクスは金曜日のレポートで述べた。「再び干ばつが発生すれば、農作物の収穫量は打撃を受けるだろうし、家畜は高温に弱い。」
土曜日、国営メディアは、中国で広東省に次いで人口が多く、主要な穀物生産地でもある山東省の一部で地表温度が70度を超えたと報じた。
約10日間で2度目となるこの熱波は、大気中の高気圧の尾根と暖気団が重なったことで発生した。中国の気象学者によると、この影響は薄い雲量と長い日照時間によってさらに増幅されたという。
北京日報は公式データに基づき、1990年から2020年にかけて北京では気温が35度(華氏95度)を超えた日の平均日数が10.6日だったと報じた。6月はまだ終わっていないが、同紙によると、今年北京では気温が11日連続で35度を超えており、この数字は更新された。
北京では、木曜日に摂氏41.1度という灼熱の気温が記録された後、金曜日には摂氏40.3度という最高気温を記録した。これは、近年の中国の首都で記録された気温としては2番目に高い日となった。
北京の史上最高気温は1999年7月24日に41.9度を記録した。中国北部の熱波は月曜日には弱まるものの、週末にかけて再び激しくなると予想されている。
ホアン・アイン氏(北京日報、ロイター通信による)
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