アルメニアのニコル・パシニャン首相は2月22日、フランスのテレビで放送されたインタビューで、同国はロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)への参加を停止したと述べた。
パシニャン氏はまた、アルメニアが過去30年間に2度戦争を戦ったアゼルバイジャンが永続的な平和条約締結に必要な原則を遵守していないと述べ、アゼルバイジャンが新たな攻撃を開始する準備をしていると示唆した。
パシニャン氏はフランス24テレビに対し、ロシア主導のCSTO条約はアルメニアにとって失敗だったと語った。
「CSTOはアルメニアにとって、特に2021年と2022年の目標を達成していない。我々はこれを無視することはできない」とパシニャン氏は通訳を通して述べた。「実質的には、我々は当面この条約への参加を停止している。今後どうなるかは、我々が見守るしかない」
パシニャン首相は、CSTO参加停止の動きを受けてアルメニアのロシア軍基地を閉鎖する可能性についての質問に答え、この問題については現在議論されておらず、さまざまな条約の対象となると述べた。
パシニャン氏はここ数ヶ月、アルメニアとロシアの長年の関係に不満を表明し、アルメニアはもはや防衛上のニーズを満たすためにロシアに頼ることはできないと述べている。また、コーカサス諸国であるアルメニアのCSTO加盟を検討中であることを示唆している。
CSTOの他の旧ソ連加盟国には、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタンなどがある。
ミン・ドゥック(ロイター通信、TASS通信)
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