フィリピン政府が観光プロモーションビデオに使用した画像の一部が、インドネシアやブラジルなど他国から盗用されたものであることが判明した。
フィリピンの広告代理店DDBは7月2日、政府から委託された観光プロモーションビデオに他国の映像を使用したことについて謝罪した。ビデオにはインドネシアの棚田やブラジルの砂丘などが含まれていた。スイスやUAEの映像も含まれていたとされている。同社は、これは残念な見落としだったと述べた。
この盗作ビデオは、政府による90万ドル規模の観光促進キャンペーン「Love The Philippines」の一環として6月27日に公開された。
フィリピン、ボラカイ島のビーチ。写真:ホテル
フィリピン観光省は事件を調査中であるとし、その後ビデオはインターネットから削除された。
手つかずのダイビングスポットと白い砂浜を誇るフィリピンでは、観光が主要産業となっています。しかし、インフラの未整備と高額な旅行費用のため、観光客数は近隣諸国に比べて依然として低いのが現状です。
国連世界観光機関によると、2022年にフィリピンを訪れた海外からの観光客は270万人で、2019年の同時期と比べて68%減少した。
アン・ミン( AFP通信)
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