ホワイトハウスは12月7日、米国はシリアの騒乱には関与しないが、自称イスラム国(IS)の台頭を阻止するための措置は依然として講じると述べた。
カリフォルニア州で開催されたレーガン国防フォーラムで講演したジェイク・サリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、シリア紛争において米国はどちらの側にも立たないと述べた。しかし、米国はシリア北部におけるISの台頭を阻止するために必要な措置を講じるとともに、この地域における同盟国を支援するとも述べた。
CNNはサリバン氏の発言を引用し、「米国はシリア紛争に軍事力を用いて介入することはありません。我々は米国の国家安全保障上の利益と優先事項に焦点を当てています」と伝えた。
米国国家安全保障担当大統領補佐官ジェイク・サリバン
サリバン氏の発言は、ドナルド・トランプ次期米大統領が12月7日、ソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」に、米国はシリア情勢に関与すべきではないと投稿したことを受けて出された。
「シリアは混乱状態にあるが、我々の友人ではない。米国はシリアと一切関わるべきではない。これは我々の戦争ではない。放っておいて、介入すべきではない」とトランプ大統領はAFP通信に記した。
シリア反政府勢力がダマスカスに向けて進軍
ジェイク・サリバン氏はまた、ジョー・バイデン政権は、シリアにおける最近の出来事は、ロシアがウクライナ戦争に集中しているために徐々に資源を枯渇させていることの結果であるというトランプ氏の分析に同意しているとも付け加えた。一方、モスクワはシリアのアサド大統領の政府の同盟国である。
ホワイトハウスの安全保障顧問は、ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS)率いるシリア反体制派が複数の戦略都市を制圧し、首都ダマスカス(シリア)に接近していることを受け、当局は事態のさらなる展開を懸念していると強調した。米国はHTSをテロ組織に指定している。
シリア紛争の最新情勢として、反体制派は24時間以内にダルアー、クネイトラ、スワイダ、ホムスの4都市を制圧したと主張した。12月8日、シリア反体制派はシリア軍が部隊を展開する兆候がないままダマスカスに入城したと発表した。しかし、この情報は確認されていない。
[広告2]
出典: https://thanhnien.vn/my-canh-giac-nguy-co-is-troi-day-o-syria-185241208092640089.htm
コメント (0)