リトアニアはロシアの電力網から正式に切り離され、今週末にはラトビアとエストニアに続き欧州連合の電力網に同期することになる。
送電事業者リトグリッド、2024年7月までにロシアとベラルーシとの送電線を撤去へ -動画:CNN/LITGRID
ロイター通信によると、リトアニアは2月8日、同国がロシアの電力網から正式に離脱したと発表した。
同国の送電事業者リトグリッドの広報担当者は「送電網を遮断した」と確認した。
リトアニアはバルト三国の中で最初にロシアの送電網から離脱する。ラトビアとエストニアも2月8日に離脱する予定だ。
3カ国は最終試験を経て、2月9日に欧州連合(EU)の送電網と同期し、それまでは暫定的に自主運用する。
リトアニアのエネルギー省は、電力不足に備えた緊急時対応計画を策定したと発表した。工場など一部の大規模電力需要家は、生活必需品への電力供給を優先するため、一時的に供給を停止される可能性がある。
ロシアの電力網から「離脱」する計画はバルト諸国で数十年にわたって議論されてきたが、本格的に勢いを増したのは2014年にロシアがクリミアを併合してからだった。
この送電網は、ソ連崩壊後、バルト三国とロシアを結ぶ最後の架け橋となった。両国は2004年にEUと北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。
リトアニア、エストニア、ラトビアは、停電を回避するため、周波数制御と系統安定化のためにロシアの電力網に依存していた。しかし、ロシアが2022年にウクライナで「特別軍事作戦」を開始した後、これらの国々はキエフへの支持を示すため、ロシアからの電力購入を停止した。
これらの国々は長い間、欧州の電力網に接続するための準備を進めてきたが、多くの技術的・財政的問題に直面してきた。
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出典: https://tuoitre.vn/lithuania-dut-ao-khoi-luoi-dien-nga-quay-sang-eu-2025020814033363.htm
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