ベトナム中央銀行は、2023年3月末時点の金融機関における顧客預金残高を発表したが、驚くべき数字を示した。経済団体からの預金は前年末比4.87%減の56億6千万ドン超に急減した一方、住民からの預金は7.08%増の62億8千万ドン超に急増した。
2023年初頭から、国民の預金残高は6兆ドンを超え、継続的に増加しています。今年に入って3か月間で、国民は新たに415兆ドンを銀行システムに預け入れました。
経済団体からの預金が減少したのとは対照的に、個人からの預金が大幅に増加した。
2022年後半から2023年初頭にかけて、貯蓄金利が高かったため、銀行システムへの国民の預金は増加しました。国立銀行が運営金利の引き下げを開始したのは3月中旬になってからであり、約3か月後、現在までに運営金利を3回引き下げています。
現時点では、融資金利は急速に低下しています。多くの銀行は、株式商業銀行部門で最高金利が年8%程度しか融資を行っておらず、国有商業銀行では最高金利が年6.8%程度となっています。
一部の専門家の分析によると、銀行システムへの預金は急増している一方で、不動産、株式、金、外貨といった他の投資チャネルは魅力に欠けている。株式市場は上昇傾向にあり、わずか2ヶ月で、6月初旬に1,100ポイントを突破した。
一方、経済団体の預金残高は昨年末に比べて大幅に減少しており、企業が従来のように「潤沢」な現金を保有するのではなく、生産・営業・投資活動の資金を賄うために決済預金や貯蓄預金を取り崩さざるを得ない状況となっていることを反映している。
SSI証券のアナリストは、預金金利水準は期間全体にわたって低下し続けているが、6か月を超える期間については国有商業銀行と株式会社銀行のグループ間で依然としてかなり差があると述べた。
ユアンタ・ベトナム証券は最近発表した6月の戦略レポートの中で、商業銀行の現在の12ヶ月預金金利の平均は年8%を下回っていると述べた。
中央銀行は、経営上の理由から、銀行に対し信用限度額を活用した貸出金利の引き下げを義務付けています。そのため、金利は引き続き低下しているものの、信用の伸びが鈍いため、貸出金利の低下には遅れが生じています。
(出典:労働東新聞)
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