AFP通信によると、中国外務省の林建報道官は4月30日、ファタハとハマスの両組織が最近北京で会合し、「パレスチナ内部の和解を促進するための深く率直な対話」を行ったと述べた。
中国の習近平国家主席(右)は2023年6月に北京でファタハの指導者とパレスチナのマフムード・アッバス大統領と会談した。
「パレスチナ民族解放運動(ファタハ)とイスラム抵抗運動(ハマス)の代表が先日北京を訪問した。双方は対話と協議を通じて和解を達成するという 政治的意思を全面的に表明し、多くの具体的な問題について議論し、前向きな進展を遂げた」と林鄭月娥(ラム・ジュディ)外相は述べた。
ハマスは、マフムード・アッバス大統領率いるパレスチナ自治政府(PA)を通じてヨルダン川西岸の一部を支配しているファタハとの緊張した対立の末、2007年にガザ地区を掌握した。
中国外務省報道官によると、パレスチナ両勢力は、早期のパレスチナ統一達成を目標に、対話プロセスを継続することで合意した。林報道官は、双方はパレスチナ人民の正当な民族的権利回復という大義に対する中国の揺るぎない支持を高く評価していると述べたが、対話の実施時期については明言を避けた。
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ファタハとハマスの和解のニュースは、ガザ地区におけるハマスとイスラエルの紛争が続く中で報じられた。イスラエル・パレスチナ紛争の二国家解決を支持する中国は、ガザ地区での即時停戦を呼びかけている。習近平国家主席もまた、紛争解決のための国際平和会議の開催を呼びかけている。
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