52歳のテクノロジー起業家イーロン・マスク氏は、Xでシェアリングで、最近ニューラリンクの脳チップを埋め込んだ身元不明の患者が「順調に回復している」と語った。
「初期結果では、このチップが神経細胞の変異検出に有望な可能性を秘めていることが示されています」とマスク氏は付け加えた。患者の容態やインプラント手術に関する詳細は明らかにしなかった。
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この微小なインプラントには、数十本の糸状の電極が埋め込まれている。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、これらの電極は脳に埋め込まれ、ニューロンからの電気信号を中継する。ロイター通信によると、チップは脳の運動意思を制御する領域に埋め込まれるという。
マスク氏は以前、Xで自身の脳科学スタートアップが「テレパシー」機能を備えた初の製品の開発に取り組んでいることを明らかにした。また、Neuralinkの脳インプラントは「Link」と名付けられるとも発表した。ただし、この新しいインプラントがLinkであるかどうかについては、マスク氏は明言を避けた。
Xのフォローアップ投稿で、マスク氏はこの製品により人々が「思考だけで」電話やコンピューターを制御できるようになると明らかにした。
「この製品の最初の潜在的なユーザーは、手足が不自由になった人々です」とマスク氏は説明した。「スティーブン・ホーキング博士がより速くコミュニケーションを取れたらどうなるか想像してみてください。それが私たちの目標です。」
CNBCによると、マスク氏は2022年に自身もニューラリンクのインプラントを受ける予定であることを確認したという。
CNBCによると、このインプラント手術は、Neuralinkの競合他社であるPrecision Neuroscienceが2023年6月に実施した手術に続くものである。
CNBCは、Neuralinkが2023年5月に米国食品医薬品局から人体実験の承認を受けたと報じた。Neuralinkはその後、9月に参加者の募集を開始した。
同社は2016年の創業以来、動物福祉法違反の疑いで告発されてきた。しかし、2022年12月、ロイター通信は、 USDA(米国農務省)が2019年に自社で報告した事件(ニューラリンクの外科医がサルの頭蓋骨に開けた穴を塞ぐために未承認の物質を使用した事件)以外に違反を発見していないと報じた。
フォン・アン(出典:People)
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